うみゆり日記(新)

錦見映理子の日記です

渡邉理佐さん卒業コンサートに行った

以下は櫻坂46と欅坂46ファン以外にはよくわからない話ですし、私の独りよがりの感想なのですが、忘れたくないのでここにメモしておきます。さっきTwitterに書き始めたら、とても140字に入らないどころかツリーが超長くなってしまうとわかったので、ここにコピペ。

理佐さん推しじゃなくても行ってもいいのかなって少し迷ったけど、1期生には強い思いがあるので初日だけ現地に行くことにしました。行って本当によかった。欅の曲も最後に少しはやるかなとは思っていたけど、あんなにすぐ、あんなに何曲もやると思ってなくて。二人セゾンが始まって涙がぼろぼろこぼれて止まらなくなった自分にびっくりしたけど、やはり音楽って本当にすごい。体がこれまでの記憶を勝手に蘇らせてあのときの場所や感情やあのときに見たあの子やこの子やたくさんの今ここにはいないけどかつて一緒にあそこにいて歌って踊っていたメンバーたちの姿が浮かんでは消えました。涙ぼろぼろなのに手は勝手にペンラを振っていて、その自動的に曲に合わせて動いてしまう自分の腕、自分の体に刻み込まれていまだに忘れられないたくさんの記憶の全てが、ああ、走馬灯のようにってありふれた比喩があるけどどんな感じなのかよくわからんなとずっと思っていたけど、こういう感じなのかって生まれて初めて知った。


音楽ナタリーのインタビュー受けた2018年夏に、てちがやめたら欅を好きでいるかどうかはそうなってみないとわからないって確か答えて、本当はその時内心ではてちがいないとファンじゃなくなるだろうなってかなり思っていたけど、昨日のライブではっきりわかりました。誰がいるとかいないとか関係なく私は欅坂46がすごく好きだったんだ。理佐さんが選んだ曲を通して見聞きしたこの二日間の欅坂46のパフォーマンスは、理佐さんの好きだった欅の世界。理佐さんが主人公になった楽曲達。それを見られて本当に良かったです。理佐さんには理佐さんの、私には私の、みんなそれぞれに好きな欅坂の物語があって、そのどれもが欅坂だし、そのどれもが大切。

「そのどれが欠けたって永遠は生まれない」(「二人セゾン」)

理佐さんの希望がたくさん反映された卒業コンサート。欅坂の頃にはなかったので、私にとっては初めての「卒コン」でした。まさかもう一度ペンライトを緑にする日が来ると思っていなかった。緑の光に染まったライブ会場は本当に綺麗でした。改めて、欅坂46がみんなで何をどんな風に作っていたのか、さらにわかった気がしました。理佐さんが別れ際に教えて下さったことを忘れたくない。今までありがとうございました。これからの理佐さんの活躍と幸せを祈ります。