8/22発売の「小説新潮」9月号の「恋と食べもの」特集に、「くちうつし」という題の小説を寄稿しました。 ややエロい感じのタイトルですが、エロ場面はありません（と思う）。自分がこんな話を書くとは思いがけず、でもずっと書きたかったテーマではあったの…

拙著『恋愛の発酵と腐敗について』が小学館文庫に入りました。解説は中江有里さん。中江さんにはＮＨＫで本書をご紹介いただいた上に、さらに解説まで書いていただけて本当に嬉しかったです。ご多忙中ありがとうございました。 単行本と同じく、装幀は名久井…

あと一時間半で新年になってしまうので、ごく簡単に今年あったことを思い出せる限り書いておきます。 ・2月に新刊の小説が出て、予想以上の反響があったことが最も大きなことでした。すぐに新聞各紙やテレビなどで取り上げていただき、本当に驚いたしありが…

本日、『恋愛の発酵と腐敗について』が責了になりました。けっこうぎりぎりまで直しちゃったけど、もうこれで自分は何もできない。あとは待つだけという段階に入りました。気づいたらあと一ヶ月。 リリースパーティをしたいなと思っていますが、オミクロン株…

このあいだ、TVをなんとなく観ていたら、恋がしたい、ときめきが欲しい、などと話しているタレントさんたちに対して、高嶋ちさ子さんが「恋は全く必要なし。あれは時間つぶし。あんなものは一度経験すりゃいいの」と言っていました。全くその通り！と大変共…

今年ほど、死ぬかもしれないと思った年はなかったような気がするけど、忘れているだけだろうか。東日本大震災の余震に毎日のように襲われていた2011年もそうだったけど、あの頃はこわくて揺れるたびによく泣いていた。けど、今年は泣くこともできなかった。…

恋愛の発酵と腐敗について 上巻 錦見映理子 小説／文学 無料 books.apple.com 数年来、月の前半に細々した雑務（原稿や短歌講座なども含む）を済ませて、後半は小説を書くことだけに集中する、というスケジュールを組むように努力しています。 しかし昨年か…

（＃恋発 というハッシュタグを『恋愛の発酵と腐敗について』の担当編集者の方が考えてくださいました。これでSNSで拡散したいですねって。早速ブログで使ってみる） 正直、有料の中巻以降はほとんど読まれないだろうと思っていました。 有料の全体ランキン…

『恋愛の発酵と腐敗について』の今後の配信スケジュールを書いておきます。 中巻が10/15（金）、下巻が10/29（金）にそれぞれAppleBooksで限定配信予定です。 楽しみですね！（自分で言っていくスタイル） 中と下を読むのはお金がかかりますが（でも安い！）…

久しぶりにブログを書いているのは、お知らせがあるためです。 昨年書いた小説が、一年がかりでやっと世に出ることになりました。しかも、思いがけない形で。 先行配信リリースです！！ AppleBooks限定で、先行配信をしていただけることになりました！ １０…

下書きに入れたままにしていた７月２０日の日記を更新。↓ ずっと止まったままだったブログなのに、毎日予想以上にたくさんの方が覗きに来てくださっていたことを、いまアクセス記録を見て知った。すみません。 下↓の日記は、先月、１０日間ほど別宅にいた際…

毎晩食事しながら、ドラマ「POSE」を一話ずつ観ている。U-NEXTで。そのうち、毎週リアルタイム配信している第2シーズンに追いつくだろう。 今の楽しみはそのくらいかも。 相変わらず引きこもっていて、変化といえばラジオの出演のためにスタジオに行くように…

この春、ある高校の国語の入試問題に『リトルガールズ』が使われていたことを知った。 著作権使用許諾についての書類が送られてきて、初めて知った。今後五年間、過去問集に載るらしい。 仙台の高校だった。女子が多そうな。大学の附属高校なのかな。 コピー…

てちの誕生日まで明日であと1週間！！！ ＊ 今朝の「はね駒」、ついにおみつが亡くなってしまった。18歳で。家のために個人がいかに殺されていくかを、朝ドラで当時こんなにも描いていたとは。そして基本的に今もあまり変わっていないような気がすることに、…

この2日は涼しいけれど、梅雨入りしてからもう暑くてぐったりしすぎてブログを毎日更新し続けていたのもさぼってしまった。 ＊ てちの誕生日まであと11日（勝手にカウントダウン）。当日はラジオに出たらあとは休みにしたい。みんなみたいなメッセージつきホ…

今週の「はね駒」。「嫁姑問題」として全て女のせいであるかのように言われてきたことが、本当はいったい何の問題であるのかが炙り出されている。 嫁に出た妹おみつが、嫁ぎ先の納屋で難産のすえ子供を産んだ。もう、観ながらずっとはらはらしていた。たぶん…

感染者数が案の定増えて、東京アラートなるものが出されてレインボーブリッジが赤くなっていた。 引き続き家から出ていない。 コンビニにたまに行くくらい。 今日は（って例によってもう日付変わってるけど）ずっと小説を書いていた。13章から直しながら14章…